Q. 留学生について知っておくべき基本的なことがらはどんなことですか-1

概要

日本に留学してくる外国人学生には四つのパターンがあります。また留学生が受験するための試験制度もあります。

留学のパターン

図1 インプレス プレゼン現場で役立つ地図図1 インプレス プレゼン現場で役立つ地図最初に、日本に留学するパターンについて知っておきましょう1。日本への留学には四つのパターンがあります。国費外国人留学生(日本政府奨学金留学生)、私費留学生、外国政府派遣留学生、短期留学生/交換留学生です。以下に、それぞれについて、概説します。

国費外国人留学生(日本政府奨学金留学生)

1954年に作られた国費外国人留学生制度による留学生のことです。これまでに160カ国から約65,000人が留学をしました。2005年現在で約10,000人が日本に留学しています。

このプログラムには、研究留学生、教員研修留学生、学部留学生、日本語・日本文化研修留学生、高等専門学校留学生、専修学校留学生、YLP(Young Leaders Program)留学生という7種類があります。一般の大学に関係が深いのは、学部留学生ですが、これは17才以上、22才未満で、学校教育を12年間修了した人、または高等学校に対応する学校の課程を修了した人が対象となるものです。

この制度で留学するには、大使館推薦、大学推薦、国内採用の3種類のやり方があります。大使館推薦は、海外にある日本大使館の募集に応募するものです。大学推薦は、大学間交流協定などにもとづいて交換留学生となる場合です。国内採用というのは、私費留学生を在籍する大学からの推薦によって国費留学生として採用する場合です。

(黒須 正明)

参照文献

  1. http://www.studyjapan.go.jp/jp/
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最終更新日 : 2010年4月1日